すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER
2006年3月30日 本 コメント (4)
ISBN:4062639246 文庫 森 博嗣 講談社 1998/12 ¥770
"THE PERFECT INSIDER"―完全なる内側、密室。
絶海の孤島の中の、最高技術を駆使したセキュリティに守られる研究所の中で
長年外に一歩も出ていなかった超天才研究者の殺害という、
何層もの密室が重なって出来た密室ミステリィ。
私は最初、本屋でこのシリーズの題名を見て一目惚れをし、
一冊だけ買ったものの、分厚い本が苦手だったので、
暫く読まずに居たんですが、
手を付け始めた途端、どんどん話に引き込まれました。
眠りたくない、と思った本はこれが初めてだったかもしれません。
それだけ、魅力的で、話に引き込まれてしまうのです。
以前に「スカイ・クロラ」をご紹介しましたが、
それとは一味も二味も異なる、本格派ミステリィですし、
トリックもしっかりしていて、それなのにとっつきやすいです。
凄くお勧めします。
"THE PERFECT INSIDER"―完全なる内側、密室。
絶海の孤島の中の、最高技術を駆使したセキュリティに守られる研究所の中で
長年外に一歩も出ていなかった超天才研究者の殺害という、
何層もの密室が重なって出来た密室ミステリィ。
私は最初、本屋でこのシリーズの題名を見て一目惚れをし、
一冊だけ買ったものの、分厚い本が苦手だったので、
暫く読まずに居たんですが、
手を付け始めた途端、どんどん話に引き込まれました。
眠りたくない、と思った本はこれが初めてだったかもしれません。
それだけ、魅力的で、話に引き込まれてしまうのです。
以前に「スカイ・クロラ」をご紹介しましたが、
それとは一味も二味も異なる、本格派ミステリィですし、
トリックもしっかりしていて、それなのにとっつきやすいです。
凄くお勧めします。
コメント
キャラがひとりひとりしっかりと立っているし。
まるで最近流行のラノベのように。
それでいて本格ミステリという決してライトでない内容。
もうすぐ30冊にとどく長編ですし随所に張り巡らせた伏線が回収される様はなんとも言えません。
ちなみにEは作者の日記を本にしたものですよ。
シリーズ全巻オクションで購入したんですが、
1度目買ったときはFでなくEで、
2度目Fだけ買ったときは漫画だったのはいい思い出ですw
特に笑わない数学者が好きですね。
理系なのに文系。
自分なら絶対むりですね〜w。
トリックが濃密でありながらキャラ一人一人がとても魅力的で、こんな人を天才って言うんでしょうか?
自分は天才だと激しく思います。
未だ三冊しか読んでいないので(遅読なものでして
今後がとても楽しみで仕方がないです。
あれは確かにライトノベルスではないんですが、コーナーの関係上(何しろ講談社ですからね(苦笑))、
そう思えてくるときがあってちょっと嫌です(何
でもやっぱり彼は、書く内容が違う。高級ですよほんとに・・・尊敬しちゃいます。
あんなに華麗なミステリィを書けるなんて・・・多分生涯ファンで居ると思いますw
オークションで買われたのですか・・・なるほど、なかなかFが手に入らなかったのですね(苦笑
シリーズ全巻、ということは、他のシリーズは買われて居ないのでしょうか・・・?
「女王の百年密室」とか読まれました?
途中から天王寺夫(名前忘れた)と片山基生と鈴木彰がごっちゃになって訳わからなくなってしまったのですが(マテ
とっても面白かった、読んだ後に凄くすっきりしました。
(ただちょっと無理があるトリックがあったような気がしましたけど)
あ、そういえばあれ、ビリヤードの玉を並べて〜という問題、答えが出ていなかったような・・・(汗
理系の人ほど文章を書くのが上手い気がします。
それだけ理論的、というか文の構造がしっかりしていて抜け目ないんだと思います。
ええ、彼は天才ですよw後世にきっと名を残す、と私は思います。