ISBN:4562039833 単行本 三津田 信三 原書房 2006/02 ¥1,995
amazonで偶然目に入った本。
その表紙に心を惹かれた。
禍々しい印象に、怪しげな表紙絵。
題名からしても、和風の怪奇譚を思い起こさせる様な
怪しい雰囲気漂う本だ、と思った。
実際本屋に行って、手にとって見てみたわけではないので
もしかしたら外れかもと思って購入希望を出して読んでみたら、
まさに衝撃だった。
ホラー&ミステリの小説だったのだが、
ホラーの要素も十分に出しつつ、
巧妙とはいかないまでも、しっかりとした筋のミステリだった。
しかも最後に意外な展開が用意され、隠された伏線が暴かれる。
彼の手腕は確かなようだ。
ただ、仕方のないこととは言っても、
ややしつこいと思われるような説明が長々と書かれていて
少々飽きる感じは否めない。
それもマニアックな憑き物信仰についての語りで
最初は面白いと思っていても、少し複雑で、
その上に、まだ全て掴みきれていない登場人物が絡んでくるので、
若干困惑してしまった。
それでも面白い話であり、意外な展開に、思わずにやりとしてしまう。
是非読んでみては。
amazonで偶然目に入った本。
その表紙に心を惹かれた。
禍々しい印象に、怪しげな表紙絵。
題名からしても、和風の怪奇譚を思い起こさせる様な
怪しい雰囲気漂う本だ、と思った。
実際本屋に行って、手にとって見てみたわけではないので
もしかしたら外れかもと思って購入希望を出して読んでみたら、
まさに衝撃だった。
ホラー&ミステリの小説だったのだが、
ホラーの要素も十分に出しつつ、
巧妙とはいかないまでも、しっかりとした筋のミステリだった。
しかも最後に意外な展開が用意され、隠された伏線が暴かれる。
彼の手腕は確かなようだ。
ただ、仕方のないこととは言っても、
ややしつこいと思われるような説明が長々と書かれていて
少々飽きる感じは否めない。
それもマニアックな憑き物信仰についての語りで
最初は面白いと思っていても、少し複雑で、
その上に、まだ全て掴みきれていない登場人物が絡んでくるので、
若干困惑してしまった。
それでも面白い話であり、意外な展開に、思わずにやりとしてしまう。
是非読んでみては。
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