ISBN:4101010137 文庫 夏目 漱石 新潮社 1952/02 ¥380
言わずと知れた、夏目漱石の作品。
しかし話の筋を知らないという人は、多いのではないか。
私も実際、学校の授業で読むまでは、
どんな話か知らなかった。
もとい、昔の話には興味がなかったのか・・・。
タイトルの「こころ」は、
漱石が意図してつけたのではないという話である。
もともと短編小説だったものを、
長編に仕立て、それを一遍にまとめ、
その際にタイトルを如何しようか、という話になって
「こころ」と名づけられたのだそうだ。
しかし深く考えて付けられたものではないのに
どこか的を射ているようなところがある。
それぞれの人間の複雑な心理が、ぶつかり合って絡まりあって
混沌が生み出されていく。
その心の移り変わりが、まさにこの小説の主題であり、
タイトルは非常に似つかわしいのである。
登場人物に感情移入して、
そういった“苦悩”を味わうのも、良いかもしれない。
言わずと知れた、夏目漱石の作品。
しかし話の筋を知らないという人は、多いのではないか。
私も実際、学校の授業で読むまでは、
どんな話か知らなかった。
もとい、昔の話には興味がなかったのか・・・。
タイトルの「こころ」は、
漱石が意図してつけたのではないという話である。
もともと短編小説だったものを、
長編に仕立て、それを一遍にまとめ、
その際にタイトルを如何しようか、という話になって
「こころ」と名づけられたのだそうだ。
しかし深く考えて付けられたものではないのに
どこか的を射ているようなところがある。
それぞれの人間の複雑な心理が、ぶつかり合って絡まりあって
混沌が生み出されていく。
その心の移り変わりが、まさにこの小説の主題であり、
タイトルは非常に似つかわしいのである。
登場人物に感情移入して、
そういった“苦悩”を味わうのも、良いかもしれない。
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